Cresset社からFlare™ V5がリリースされました。
創薬・分子設計のためのこの包括的なプラットフォームは、一層充実した科学計算手法を備え、リガンドベースおよび構造ベースアプローチを統合し、利便性を高める様々なGUI機能の改良が加えられました。
Flare™ V5は従来LBDD (3D-QSAR)のプラットフォームであったForgeの機能を全て継承しています。またこれまでのFlare™のSBDDの機能に新たな計算化学の方法が追加されました。
そしてFlare™ V5に搭載された全ての機能はpython言語によりアクセスが可能ですのでユーザーがカスタムスクリプトを書くこともできます。記事の中では、本リリースで大きく機能が強化されたFlare™ V5の主な機能を紹介しています。
英文でのニュース記事を是非ご覧ください。
https://www.cresset-group.com/about/news/flare-v5-released/
Flare™ V5 released: Innovative science and synergy between ligand and structure-based methods
(Flare™ V5 リリース: 新しい科学とLBDD・SBDDの統合による相乗効果)
主な内容
・最新の3D-QSARモデル構築手法
・LBDDとSBDDの統合
・GISTによるバインディングポケット内の水の熱力学的解析
・活性予測精度向上のためのFEPの強化
・MDの高速化とダイナミックなインタラクションの可視化
・リガンドのバインディングポーズの予測
・Flare™ Python APIによるカスタマイズ
